EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

専門領域Our Capabilities

常に笑顔と感謝を。IT専門家として監査支援と二児の子育てに取り組む

リスク

マネージャー

これまでの経歴を踏まえた自己紹介

前職はメーカー系のSIerでSEをしていました。その技術力を活かし監査業務を支援すべく、2008年に新日本監査法人(現:EY新日本有限責任監査法人)に入所しました。
現在はEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社のTechnology Risk - FAIT(Financial Audit IT)チームに所属しています。

入社の動機

ITのバックグラウンドを活かしてキャリアチェンジしたいと考えていたときにFAIT業務の存在を知り興味を持ちました。それまで会計監査には馴染みがなく業務知識もありませんでしたが、人とのコミュニケーションや文章力に自信があったのでチャレンジしてみようと思い、複数の監査法人の面接を受けました。
なかでもEYは女性が活躍するための環境づくりを含むDE&Iのカルチャーが根付いており、理解ある皆さんと一緒にキャリアアップしたいと考えて入社を決めました。

入社前後で変わったパーセプション

一般事業会社と監査法人では文化の違いが大きく入所当時は戸惑うことも多くありましたが、業務面で一番驚いたのは、監査業務では”判断”を要する状況が非常に多いということです。ITの世界はピリオドの位置1つ間違えただけでプログラムが動かないこともある答えが明白なものですが、一方、監査の世界は基準などのベースとなるルールはあるものの、その基準やメソドロジーに正解はなく、どう読み解くかは知識・経験に基づいた高度な判断が必要となります。それが私たちをIT専門家と呼ぶ所以なのですが、これがまた非常に難しいのです。自身の力量を問われる場面も多く、緊張感とやりがいを感じながら日々業務を遂行しています。

直面したチャレンジとどう乗り越えたか

私は2012年と2014年に2回産休・育休を取得しましたが、第二子は10月の出産となり、5カ月で0歳児クラスに入園させるか翌年に1歳児クラスに入園させるかの選択を迫られました。まだ上の娘も手がかかる時期であり、5カ月の息子も抱えて育児と仕事の両立ができるのか非常に悩みましたが、1歳児クラスに入園できる可能性が極めて低い状況だったため、当時携わっていた業務への強い思いも後押しして出産から半年ほどで職場復帰しました。
そこからは毎日がハードかつチャレンジングな日々でしたが、チームメンバだけではなく関与する他チームのメンバーやクライアントにも広く時短勤務であることをお伝えし、自身の置かれている状況を共有することで無理のない作業量、スケジュールを確保して業務をこなしました。メンバーとの密なコミュニケーションやタスク管理等、この時期に身につけた強みは今も私を支えています。もちろん周囲の皆様のご理解があってのことであり、一人で抱えず協力を求めることの大切さを痛感する毎日でした。

これからの目標

マネージャーとして、メンバーが最高のパフォーマンスを発揮できるチームを作るにはどうすればよいかを考える機会が増えました。
いい仕事をするには個人が努力するだけでは足りず、ともに働くメンバーの特性を理解しその強みが活かせる環境を構築することが必要不可欠です。また1人1人のライフスタイルにあった働き方をするにも情報共有を徹底し風通しのよい環境を作ることが重要となります。
これまでは育児に追われ自分のことで手一杯でしたが、これからは次のステップに進み、自身の経験を最大限に活かしてメンバーが輝く働きやすい職場作りに力を注ぎたいと思っています。

他部門との協業

私の業務は会計監査の一部ですので、EY新日本有限責任監査法人の会計士の方々との連携が欠かせません。ゴールは一緒でも会計とIT、それぞれの観点から業務にあたるため、何が求められているかを的確に把握することが重要となります。
私が心がけていることはまず監査チームの方針を理解すること、そのうえでITの観点からどうアプローチできるかを考え共有し実践することです。会計士の方々とは別々に動くことが多く、クライアントの担当者も異なるため、場合によっては独りよがりになりがちですが、コミュニケーションを密にして進むべき方向を見失わないように対応しています。過去にご一緒した会計士の方からチームを超えてIT関連の相談を受けることもあり、そのときはとても嬉しく感じます。

あなたにとってのBuilding a better working world、Better Questionとは?

Building a better working worldはとても大きな目標に感じますが、私たち社員が自分にできることを一つ一つ確実に成し遂げていくこと、その積み重ねがより良い社会に繋がると信じています。常に笑顔と感謝を忘れず、ベストを尽くすだけです。

候補者へのメッセージ

EYのメンバーとして、ぜひ私達の未来について一緒に考えましょう。面接でお会いできることを楽しみにしています。

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