EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

 
2022.08.16
EY LIFE、新人インタビュー

若手コンサルタント座談会:リモートワークで見つけた自分らしい働き方

コンサルタント 諸山、藤田

入社以来、リモートワーク中心で業務を進める若手コンサルタントが、それぞれの働き方について語り合いました。オンライン環境においても密なコミュニケーションを取りながら、充実した「EY LIFE」を送っています。

リモートワークの不安はコミュニケーションの不足

──本日は、2020年から2021年にかけて新卒入社されたお二人にお集まりいただきました。まずは、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)に入社したきっかけと、現在の業務内容について教えていただけますか。

諸山 私は大学で会計学を専攻していたので、その知識を活用しながら自信をもって仕事をすることができたらと思い、EYSCに入社しました。コンサルティング業界は短期間で数多くのプロジェクトを回していくため、短い時間でさまざまな経験を積むことができて、成長を日々実感できる業界なのではないかと思いました。EYSCは、働いている人たちの雰囲気が良いというのも大きなポイントでしたね。現在は、消費財業界を中心に、会計学の知識を生かしてファイナンス、サプライチェーンマネジメントのプロジェクトなどに携わっています。

藤田 EYSCの入社のきっかけとして大きかったのは、インターンシップに参加したことだと思います。グループワークで社員のみなさんから適切なフィードバックをいただき、その視座の高さに触れるにつれて、こうした方たちと一緒に働いてみたいと感じました。グループワークではサイバーセキュリティのワークショップを行ったのですが、未知の領域ながら、ビジネスの守りの部分、「売上げを上げる」といったところではない部分にも興味をもち、EYSCには大きなサイバーチームがあることを知って入社を決意しました。現在は金融機関向けのサイバーセキュリティ体制強化のプロジェクトに従事しています。

──現在、お二人ともリモートワークが中心ですよね。

諸山 はい。お客様先が出社しないことになっているため、原則リモートですが、週に1回はチームで日比谷に集まり、タスクの進捗会議をしたり、作成した資料をレビューしていただいたりしています。

藤田 私は週2回ほどお客様先に行き、残りの3日はリモートワークをしています。諸山さんは、緊急事態宣言が初めて出された2020年4月に入社されたのですよね。

諸山 ええ、そうです。新人研修もすべてオンラインでした。自分しかいない部屋で画面に向かってプレゼンテーションすることが奇妙に感じられたのを覚えています。でも、突然の、誰も経験したことがない状況下にもかかわらず、研修はオンラインでもきちんと成り立つよう企画されていました。

藤田 社会人のスタート時にそのような状況になって、不安はありませんでしたか。

諸山 そうですね。はじめはコミュニケーションを取るのが難しそうだなと不安を感じました。でも、上司やチームのみなさんが社内コミュニケーションツールのチャットを活用して資料の作成についてアドバイスをくれたりして、問題なく仕事を進めることができました。シニアマネージャーやパートナーなど、階層に関係なくフラットにコミュニケーションが取れるのはEYSCの誇れる社風だと感じます。

藤田 私の場合、大学の最後の1年間はずっとリモートでの授業だったので、リモートで仕事を進めることに対しての不安はなかったんです。ただ、同期とのつながりができるだろうかという点は心配でしたが、研修中にグループワークをすることが多かったおかげで、横のつながりもしっかりつくることができました。

リモート会議の前後はアイスブレイクが有効

──みなさん、コミュニケーションについて不安を感じられたようですね。リモートワーク下で円滑なコミュニケーションが取れるよう工夫していることはありますか。

藤田 私はリモート会議のときは、早めに入って雑談をするようにしています。オンラインで行う場合、マイクをオンにするという動作がある分、発言しづらかったり、同じ人ばかり発言するような状況が生まれがちです。でも、先に会議室に入っておくと、同じように早めに参加した人と話をすることができますし、そのうちに他の人も加わってまた雑談が盛り上がり、最終的には会議でも発言しやすい雰囲気が生まれるのかなと思います。

インタビューに回答する藤田の画像

諸山 業務時間中はなかなか業務以外のことは話しづらいので、私が所属するチームでは、3か月に1回くらいの頻度でオンライン飲み会を開催しています。みんなで同じものを食べながらゲームをしたり、いろいろな話を聞かせてもらったり。業務時間内では絶対に聞けないような話も出てきて、チームのメンバーの新しい一面を知る良い機会になっています。

藤田 チャットを活用すれば、チーム外の方ともコミュニケーションを容易に取ることができますよね。例えば、興味があるプロジェクトがあれば、直接パートナーにアプローチすることも可能です。

諸山 そうですよね。初めはパートナーにチャットを送っていいものか迷いましたが、上の職階の方々もフランクなコミュニケーションをしてくださるので、今では気軽に「いいね」のようなリアクションボタンを押したりして、対面の時と同じくらい活発なコミュニケーションを行っています。

入社してすぐにリモートワークを始めるとなると、何かと不安は尽きませんが、オンボーディング支援のため新人と入社2~3年目の若手社員がペアを組むバディ制度の存在は心強いですよね。EYメンバー全員にひとりひとりあてられるカウンセラー制度もありますが、職階が上の人が多いので、新人だと話しづらい面もあるかもしれません。バディにだからこそ相談できるようなことも、きっとあると思います。

藤田 入社年次の浅い若手が所属するACGには他にもリーダーやサブリーダーが身近にいて、親身に話を聞いてくださるし、相談できるルートが多いですよね。

オンとオフの切り替えで理想的なワークライフバランスを実現

──リモートワークをするようになって、何か変化はありましたか。

藤田 睡眠時間がたっぷりとれるようになりました。時間や場所に縛られている意識がまったくなくて、ストレスなく仕事ができています。

諸山 私は通常であれば通勤に充てられていた時間を使わない手はないだろうと思って、入社後に一念発起し、1年くらいかけてUSCPA(米国公認会計士)の資格をとりました。リモートワークでなければ、業務と両立しながらの資格取得を最後までやり遂げることは難しかったかもしれません。

藤田 オンとオフの切り替えが上手にできれば、ワークライフバランスをうまく保つことができますね。私は、仕事が終わったら強制的にパソコンを閉じて、ジムやサウナに行って、必ずリセットするようにしています。

諸山 私はモードチェンジのために、仕事用の机と趣味や勉強用の机を分けています。趣味を楽しもうと思っても、仕事用の机だとどうしても「オンモード」になってしまうので。

藤田 いいアイデアですね。

EYは多様性を認めてくれる絶好の環境

──比較的早い段階からリモートワークを採り入れるなど、先進的な取り組みを進めているEYですが、みなさんはEYの魅力や強みについてどんなふうに考えていますか。

諸山 一番の魅力は人の雰囲気だと思います。上司や先輩は悩みがあればいつでも相談していいよと言ってくれますし、部下を思いやって丁寧に親切に接してくれます。仕事が大変な時でも、もっと頑張ろうと思えるような職場環境だと思いますね。

インタビューに回答する諸山の画像

藤田 いろいろな人がいることを否定しない、多様性を認めてくれる環境だと思います。例えば、お子さんがいる方は勤務時間の制約がありますが、自由に調整がききますし、会議中に赤ちゃんが泣いていても、みんなにこやかに応じています。おおらかで風通しのいい会社だと、よく同期とも話しています。

──EYにはどんな人が向いていると思いますか。

諸山 与えられたタスクを責任を持ってこなすだけでなく、主体的に考えたうえで次に必要な行動をすぐに実行できるようにするために、自分に何が足りていないのかをきちんと把握できる人がいいのではないかと思います。わからないことをそのままにせず、何が明らかになれば次へ進めるのかを明確にして上司やチームメンバーに積極的に確認する。そういったリスクマネジメント能力が大切だと考えます。

藤田 学ぶ意欲があることも重要だと思います。実際にさまざまな分野のプロジェクトに携わるにあたり、勉強を重ねて、やっとお客様に近い土俵に立てるということもあります。学ぶことを楽しめる人が向いているのではないでしょうか。

──最後に、EYへの就職に興味を持っている読者のみなさんに、メッセージをお願いします。

諸山 今、このサイトを見ているみなさんは、未経験の新しいことに挑戦しようとされている方々だと思います。日々の業務を通して挑戦を重ねるうえで、みなさんのキャリア形成のサポートはもちろん、不安なことがあった時には手を差しのべて相談に乗ってくれる人が、EYにはたくさんいます。ぜひ失敗を恐れずに、主体的に多くのことに挑戦してください。

藤田 自分からアクティブに情報を取りに行ける方に入社してほしいです。リモートがメインのため、自分から行動を起こさないと与えられた仕事をこなすのみになってしまい、やりがいを感じにくいのではないかと思います。一方、自分から声をかければ、上司や先輩、周りの人はみなさん真摯に応えてくれます。この環境を生かせる人に、ぜひチャレンジしてほしいですね。

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