EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

専門領域Our Capabilities

メンバーとの連携や課題を常に考え、目標を達成していく

組織・人材マネジメント

シニアマネージャー

入社の動機

「もっと自由で多様性のある世界が、社会や働く人々の関係を良くする。それを実現できる職場で働きたい」「グローバルネットワークやナレッジを活用した仕事をしたい」。そう思って、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)に参画しました。

入社前後で変わったEYSCの印象

MBA留学をしたときに入学したクラスには、20を超える国から学生が集まっていました。成長という共通の目標の下で皆がすぐに親しくなり、クラスではいつもポジティブで活発な議論がされ、修了後はこんな雰囲気の職場で働きたいと思うようになりました。そのような思いで入社したのがEYアドバイザリー株式会社(現:EYSC)です。当時は発足したばかりの頃で、社内のあらゆることが試行錯誤の状態でした。その後マネジメントレベルでも、チームレベルでもさまざまな改革がなされていき、私が当初描いた理想の職場がどんどん実現されていきました。

入社後にチャレンジと感じたこと

6,000人を擁する組織のオフィスと働き方改革プロジェクトのチェンジマネジメントを担当しました。現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、都心のオフィスや働き方は大きく変化しています。スペースの縮小と用途の変更、在宅勤務をはじめとしたリモートワークを推進するそのプロジェクトは、デジタル化による働き方改革が加速していく中で、コロナ禍より3年も前に企図されたものでした。新しい試みではありましたが、EYのグローバルからチェンジマネジメントのナレッジ提供や協力を得てプロジェクトが開始されました。
プロジェクトには、2つのチャレンジがありました。
1つ目は、プロジェクトチームの複雑さを乗り越えることです。ローカルのチームだけでも建築、設計、IT、ファイナンス、セキュリティ、人事、総務とファンクションが分かれており、部門横断のとりまとめ、各ファンクションとグローバルチームとの連携など、その複雑さは多岐にわたっていました。
チェンジマネジメントとプロジェクトマネジメントは役割が異なりますが、各ファンクションと連携を密にしないと適切なコミュニケーションが行えません。そこでステークホルダー分析とコミュニケーション方針、チェンジインパクト分析から、優先順位を明確にすることで、限られたリソースでも確実に現場に新しい働き方の風が吹くよう仕掛けをしていきました。
2つ目は従業員の抵抗をクリアすることです。誰しも「変わる」ことは不安ですし、新しいことが起これば何かを捨てなければなりません。そこで経営層だけでなく、現場のリーダーにチェンジエージェントになってもらい、双方向の情報連携プログラムを提供しました。新しい働き方をするには、新しい情報機器や情報管理ルールを覚えてもらう必要があり、「抵抗」を「できる、やれそう」というワクワク感に昇華させられるよう、さまざまな工夫を施しました。

他部門とのコラボレーション

私がEYSCのメンバーとして誇らしく感じているのは、グローバル全体でもEY Japanの中でも、多様な国籍やバックグラウンドを持った人材が活躍しているということです。しかもその1人ひとりに、大きな自由や裁量が認められています。バックグラウンドに関わらず、メンバーそれぞれの能力が発揮されていて、パフォーマンスという共通言語で語られます。だからこその厳しさも当然あります。
また社員同士の情報交換が積極的なところも魅力です。お互いに助け合うという姿勢が徹底しており、特に海外拠点とのナレッジ共有が盛んで、ビデオ通話やメールで気軽に話し掛けられる土壌があります。あるグローバルクライアントの契約を日本でも開始しようとした際には、クライアントのUS法人を支援しているEYUSのPASチームに情報共有してもらい、EYのグローバルなつながりの広さやナレッジの深さをアピールすることができました。このように世界中のEYのメンバーと働くことで日本にいながら世界の広がりを感じられ、刺激を受けながら成長を続けることができるのは、本当に素晴らしいことです。

これからの目標

これからの私の課題は、クライアントの経営陣などトップエグゼクティブに対応できるコミュニケーション能力です。提供できる情報の質向上に加えて、より一層、論理的で建設的なコミュニケーション方法を磨いていきます。経営陣やリーダーは、簡単に「No」と言いません。だから私もPASを通じてあらゆる課題に答えていきたいと思っています。「No」と言わないことが目標です。
しかし自分1人では絶対にクリアできないこともたくさんあります。私には子供がいるのですが、毎日子供の世話と仕事を両立させるためには、育児休業の取得や育児短時間勤務制度の活用に加え、クライアント、チームメンバー、家族の理解と協力が不可欠でした。目標を達成するために、自分のことだけではなく、周囲のメンバーとの連携や課題を常に考えていきたいと思っています。

わたしにとってのBuilding a better working world

Building a better working place and people.
夫も私もあと数10年は働き続けますし、娘や息子も20年後には働いていると思います。人類から労働が消えない限り、職場と働く人々の幸せの追求そのものこそが、人々の幸せな暮らしにつながると思っています。

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