EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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Our Capabilities

次世代のコンサルティングサービスに
向けたEYの次なる挑戦

2022年7月より、EYストラテジー・アンド・コンサルティング内の各サービス(ストラテジー・アンド・トランザクション、コンサルティング)別に存在していた組織を統合し、新たにストラテジー・アンド・トランスフォーメーションを設立しました。
この取り組みは、大手コンサルティングファーム及びグローバルにおいても業界で初めての試みになります。この組織の設立により、経営戦略からテクノロジーやデジタルを駆使したオペレーション領域の改革に至るまで「経営アジェンダ」に向けた一気通貫のサービスと、戦争、疫病、天災、それによる経済の危機といった予測不能な時代における転換期を背景とする「社会アジェンダ」の解決など新たな事業機会の提供が可能になります。さらに、「経営アジェンダ」×「社会アジェンダ」を軸に、クライアントを成功に導く持続可能な価値を創出します。
EYが掲げる「Building a better working world (より良い社会の構築を目指して)」のパーパスのもと、この組織から生まれる新しい創造や強い推進力をベースに、誰も実現できなかった社会への貢献を視野にいれた次世代のコンサルティングを目指します。

求める人材像

常にクライアントに寄り添い課題解決にこだわりを持つ真のコンサルティングマインドをお持ちの方、またコンサルティングワークを通して日本の経済やよりよい社会に貢献するEYのパーパスに共感いただけるプラクティショナーの方、より良い社会の構築や日本の経済に新たな価値をもたらすと言った次世代のコンサルティングにご興味をお持ちの方をお待ちしています。

事例紹介

大手サービス業での利益構造改革の支援

担当:トランスフォーメーションデザイン&デリバリー、ファイナンス

大手サービス業のクライアントは、人口減少や各種規制見直しなどの外部環境変化に伴い売上・利益ともに減少傾向が続き、これまでの戦略やオペレーションでは利益成長が難しい状況でした。そんな中EYは、ビジネスモデルや利益構造、それを支えるオペレーションやインフラの抜本的な見直しを支援。役員との集中ディスカッションや実地調査・営業同行も複数回実施し、数多くのステークホルダーとの連携のもと、プロジェクトを推進しました。

苦労したのは、全社横断的かつ広範なテーマの分析です。いかに迅速に分析するか、そしてその結果を統合して骨太な戦略に昇華できるかがプロジェクトスタート時の大きな課題でした。これに対応するため、人事やファイナンスなどEY内の専門家とチームを組成し、EYの総合力を最大限活用する体制で挑みました。

プロジェクトでは、定量的な分析だけでなく、役員・現場の皆様と膝詰めで仮説構築・検証を繰り返すことで、インパクトと実効性を最大限に高めることを意識しました。結果として、コスト面での効率化だけではなく、クライアントの強みに基づいたビジネスモデルや意思決定基準・プロセスの見直しといった本質的な提言・実行につながりました。

データ分析はもちろん必要ですが、それ以上に現場の方々の何気ない一言に重要なヒントが隠されています。それらを敏感にキャッチすること。そして、「論理的な正しさ」のみならず、「ワクワク感」や個々のコンサルタントの人間的魅力で現場の皆様に語りかけること。そうしたあらゆるスキルを総動員して初めて変革は成就できるということを実感したプロジェクトでした。

メンバーの声

シニアコンサルタントとして、サービスモデル改革領域を担当し、営業生産性向上、サービスモデル革新、フロント部門のリソース配置最適化に取り組みました。

今回のプロジェクトは、これまで何十年と引き継がれてきたクライアントの「勝ちパターン」を大幅に見直すことが必要でした。「これまでのやり方」での成功体験や思い入れが強いクライアントに対し、いかに納得性・実効性を高めることができるか。このハードルを乗り越えるため二つの工夫をしました。

一つ目は、課題意識の高い現場の方を特定し、その方と密にディスカッションすることです。これにより「現場の悩み」や「真の課題」への理解が深まり、納得感を高めるための仕掛けを設計するうえで多くのヒントを得ることができました。

二つ目は、課題解決のため、異なる専門性の組み合わせによる提案です。例えば、サービスモデルの見直しについては、人事上の報酬体系の設計と組み合わせることで、より実効性を高めることができました。まさに、EYの総合力が大きな強みになることを再認識できた経験となりました。

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