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専門領域Our Capabilities

震災経験を原点に、
地域活性化とインフラの持続可能性に貢献する

M&Aアドバイザリー

シニアコンサルタント

これまでのご経歴と入社の動機について、教えてください。

幼少期から社会に直接的に貢献できる仕事に携わりたいという思いがあり、学生時代は高専への進学から大学院修士課程まで一貫して土木工学を専攻してきました。中学生の時に東日本大震災を経験し、水や電気、道路、交通といったインフラが寸断される状況を目の当たりにしたことは、社会インフラの重要性や持続可能性を強く意識する原体験となっています。その後、新卒では建設コンサルタントとして道路・橋梁(きょうりょう)分野に従事し、技術的な観点からインフラの整備や維持に携わりました。地域の社会インフラを支えるやりがいや責任を感じる一方で、老朽化や担い手不足といった業界の構造的課題に対しては、技術的な側面からのアプローチだけは十分ではないという限界も認識するようになります。こうした経験を踏まえ、インフラ分野の専門性をベースとしながら、財務・会計や法務、制度設計といった多様な知見を掛け合わせ、より上流から課題解決に関与していくキャリアを志向するようになりました。業界の仕組みそのものの変革に携わりながら、自身の専門性を広げていきたいと考えたことが、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)に入社した動機です。

現在の主な業務内容について、教えてください。

空港分野を主軸に、将来構想策定、経営改善支援、料金戦略の検討、コンセッション導入支援など、幅広いプロジェクトに従事しています。クライアントは国や地方自治体などの公共機関から、空港運営会社をはじめとする民間企業まで多岐にわたります。プロジェクトにおいては、シニアコンサルタントとして論点設計、分析、アウトプット方針の整理、資料作成だけでなく、対外説明まで一貫して担当しています。また、前職で培った道路・橋梁分野の知見が求められる場面もあり、他チームが推進するM&A関連プロジェクトにおいて市場調査や新規参入検討に関する知見提供を行うなど、専門性を横断的に生かした業務にも関与しています。特に、空港コンセッションの導入可能性検討や公募支援のプロジェクトに多く関与してきました。国や自治体、第三セクターが担ってきた空港運営を民間に委ねる本制度においては、事業スキームの設計や財務シミュレーションによる事業性評価、多様な利害関係者との合意形成など、分野横断的かつ高度な知見が求められます。前職で培った技術的知見を土台としながらも、日々新たな領域をキャッチアップし、公共性と事業性の双方を最大化する視点でプロジェクトに取り組んでいます。

EYSCの魅力ややりがいを感じる瞬間について、教えてください。

組織横断でのコラボレーションを通じて、自身の知見を広げていける点に大きな魅力を感じています。EYSC社内の財務モデリングや不動産評価の専門チームに加え、グループ内の監査法人・税理士法人、さらには外部の弁護士と連携しながら、多様な専門性を結集してプロジェクトを推進しています。単一の専門領域にとどまらず、複合的な視点で価値提供ができる点は、この仕事ならではの面白さです。当チームはPMOとしてプロジェクト全体を推進する役割を担うことが多く、各領域の専門家と連携しながら、全体最適の観点で意思決定をリードしていくことが求められます。そのため、迅速なキャッチアップ力や調整力に加え、関係者を巻き込みながらアウトプットの質を高めていく力が磨かれる環境だと感じています。また、官民連携案件や民間資金を活用した公共事業案件を通じて、地域に深く関わり、構想段階から事業開始まで伴走できる点にも大きなやりがいがあります。自身が関わったプロジェクトが地域の活性化やインフラの持続可能性向上につながっていく実感があり、携わった地域が自分にとって特別な場所として増えていく点も、この仕事ならではの魅力です。

今後に向けたご自身の目標や目指したい姿について、教えてください。

青森出身ということもあり、今後もインフラを起点とした地方の活性化に貢献できる人材としてキャリアを深化させていきたいと考えています。前職で培った技術的知見を生かしつつ、財務・会計や制度設計、PPP/PFIといった官民連携の実務に関する理解をさらに深めることで、複合的な視点から最適解を描ける力を磨いていきたいと考えています。地方を中心に人口減少や地域経済の縮小といった厳しい環境下においても、次世代にとって持続可能で魅力ある地域づくりに貢献していくことが、自身の使命と捉えています。

EYSCに興味をお持ちの候補者に、メッセージをお願いします。

当チームはインフラという切り口から、個別の課題解決にとどまらず、業界全体の構造改革や持続可能性の向上を志向して取り組んでいます。自分が関わったプロジェクトが地域に大きなインパクトを与え、社会に価値をもたらす実感を持てる点が魅力です。また、多様なバックグラウンドを持つメンバーが、それぞれの専門性や志向を尊重しながら協働しており、個人の成長を支援する風土が根付いています。専門性を高めながら社会にインパクトを与える仕事に携わりたい方にとって、非常に魅力的な環境だと思います。