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専門領域Our Capabilities

不動産がメインアセットとなる大型M&A案件を自らリード

M&Aアドバイザリー

シニアマネージャー

これまでのご経歴と入社の動機について、教えてください。

大学時代は経済学部にて計量経済学を専攻していましたが、会計や不動産には当初あまり縁がありませんでした。一方で、父が建築士であったことや、当時はJ-REIT市場が成長過程にあり、不動産業界がダイナミックに変化していたことを背景に、不動産金融の分野に関心を持つようになりました。新卒で不動産デベロッパーに入社後は、収益不動産に関するプロパティマネジメント業務やアセットマネジメント業務に約10年間従事し、物件の取得、期中管理、売却、ファンド組成など幅広い実務経験を積みました。その過程で不動産鑑定士試験に合格し、不動産鑑定会社への出向も経験しています。不動産デベロッパーおよび不動産鑑定会社での経験を通じて、不動産の価値は単体で決まるものではなく、トランザクションの構造や戦略によって大きく意味合いが変わることを実感してきました。自身の不動産鑑定士としての知見を、よりダイナミックな意思決定の場で生かしたいと考え、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)への入社を決意しました。

現在の主な業務内容について、教えてください。

トランザクション・リアルエステート(以下、TRE)チームに所属し、不動産を主要アセットとするM&Aやカーブアウト、事業再編などのトランザクション案件に携わっています。不動産の専門性を軸としながら、M&A・会計・税務などの各専門チームと連携し、取引全体に関与できる点が大きな特徴です。プロジェクトの規模に応じて、少人数からチーム全体で対応する案件までさまざまですが、いずれにおいても不動産評価およびトランザクションサポートを担っています。具体的には、不動産デューデリジェンスや価値算定、事業計画策定支援、投資回収分析などを通じて、取引スキームの検討から意思決定支援まで一貫してクライアントを支援しています。また、現物不動産の視点に加え、会計・税務・法務といった観点も踏まえたうえで、総合的な価値提供を行っている点が特徴です。

印象的なプロジェクトについて教えてください。

不動産がメインアセットとなる大型M&A案件において、プロジェクトをリードする機会がありました。当該案件では、EYSCが持つバイサイドアドバイザーとしてのデューデリジェンスの知見に加え、不動産価値算定を軸とした戦略立案能力についても評価いただき、初期検討フェーズからクロージングまで一貫して関与しました。クライアントが複数社から構成されるコンソーシアムであったため、利害関係者間の合意形成には多くの調整が必要でした。また、社内においてもM&Aチームをはじめとする複数の専門領域との密な連携が不可欠であり、TREチームに閉じないEYの各サービスラインが連携して価値提供を常に意識して取り組みました。

EYSCの魅力ややりがいを感じる瞬間について、教えてください。

TREでは、不動産評価にとどまらず、M&A実務やストラクチャリング、交渉支援など、トランザクションに直結する実践的な経験を積むことができ、取引の当事者視点で議論に参画する文化があります。そのため、案件全体に対する理解が深まり、自身の成長スピードも速いと感じています。加えて、空港民営化やIR施設、ホテル、データセンターなど、時流を捉えた不動産案件に携わる機会も多く、社会や産業構造の変化を肌で感じながら実務経験を積むことができる点も大きな魅力です。また、特にマネージャー以上の役割では、不動産の専門性を生かしながら案件全体をリードすることが求められ、より広い視点での意思決定支援に関与する機会が増えていると感じます。グローバルメンバーとの協働機会も多く、専門性とビジネス視点の双方を磨ける環境である点も魅力です。

今後に向けたご自身の目標や目指したい姿について、教えてください。

今後は、不動産領域における専門性をさらに高めるとともに、M&Aや事業再編といったトランザクション全体を俯瞰できるプロフェッショナルを目指しています。複雑化・高度化するクライアントの課題に対し、不動産・ファイナンス・ストラクチャーの各観点を横断した提案を行い、実行までリードできる存在になりたいと考えています。また、これまで培ってきた経験を次世代に還元し、人材育成にも積極的に関わっていきたいと考えています。

EYSCに興味をお持ちの候補者に、メッセージをお願いします。

TREは、不動産の専門性を起点としながら、不動産M&Aや事業戦略に深く関与できるユニークなチームです。不動産事業会社や鑑定会社、金融機関など多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しており、不動産とトランザクションの双方に関心がある方にとっては魅力的な環境です。一方で、クライアントの要望は年々高度化しており、その期待に応えるためには、不動産・M&A・ファイナンスを横断的に理解し、考え続ける姿勢が求められます。その分、得られる成長機会や達成感は非常に大きいと感じています。