EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

デジタル・プラットフォーム
Digital Platforms

多様性に富むグローバルな環境で、社員の成長にフォーカスした組織

デジタル・プラットフォームユニットは企業の基幹業務(会計・購買・販売・生産)を対象に、ITを活用した業務変革のプロジェクトを幅広く実施しており、企画・構想策定から製品のパッケージ選定、要件定義、システムの導入、活用支援までトータルにサポートしています。

Kazuyuki

SIerにてSE・エンジニアとして15年従事。製造業の各種システム導入プロジェクト(基幹システム(ERP/SAP)、製造実行システム(MES)、物流システム他)を経験。
要件定義・設計・開発・導入支援 (上流から保守まですべて)を経験。
2019年にEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)に入社後、日系医療機器製造業のデジタル変革実現に向けた基盤構築プロジェクト(SAPインプリ案件)、製造業(日系ハイテクメーカー)のデジタル変革実現に向けた基盤構築プロジェクトに従事し構想策定において製品・ベンダー選定、ROI算出、業務・システム要件定義支援を実施。
現在は、化学メーカーのロジスティクス領域のPMO及びアドバイザーとして、日本現地でのグローバルテンプレートロールイン活動を支援中。

Danxia

上海出身、日本留学後日本で就職。
コンサルティング業界と事業会社での経験を経て、2021年度EYSCに入社。業務要件分析、設計~システム実装、オペレーション策定までのグローバルプロジェクト経験多数。商品開発、サプライヤー管理、販売&プロモーション、配送物流、顧客対応における一連管理の現場経験を有する。
トリリンガル(英語、日本語、中国語)のプロフェッショナルとして、クライアントのさまざまな地域のメンバーと連携。
EYSC入社後は、クライアントのグローバル生産・在庫管理システム移行プロジェクトに参与、チャレンジがある充実な毎日を過ごしている。

様々な業界の“業務理解”が私たちの強み

二人は現在、どんなプロジェクトに取り組んでいますか。

Kazuyuki

米化学メーカーのSAP導入プロジェクトに携わっています。クライアントは2016年からグローバルで業務改革を実施しており、私たちは4人のチームで日本法人のシステム導入を支援しています。

Danxia

私は2021年に入社し、すぐにKazuyukiさんのチームに合流しました。Kazuyukiさんがリーダーとして全体を見ており、私はデータ担当として、在庫データや品目データなどのやりとりをサポートしています。2021年11月にシステムが稼働し、今は稼働後のハイパーケアが中心です。

TSDはクライアントのSAP導入を支援しています。業務に必要なスキル、そして得られる経験を教えてください。

Kazuyuki

SAPは会計システムや業務プロセスなどをカバーする基幹システムで、大企業のクライアントに選ばれやすいです。また、導入するとなると全社の業務を刷新するような大規模プロジェクトになります。SAPの導入支援はクライアントの業務を理解する上でも財産になる経験です。私は前職でSAPの企画から稼働まで経験しており、デリバリーを熟知している人材が重宝されるのはどこに行っても感じますね。

Danxia

私はSAPについては新卒後の1、2年触った程度で、SAPのプロフェッショナルとは言えませんが、導入プロジェクトに入っています。自身の経験で言うとSAPは外からは複雑なシステムに見えますが、その目的は業務の効率化なので、最も重要なのは業務理解だと感じます。

Kazuyuki

その通りですね。SAPデリバリーの経験は強みですが、社内に教育の仕組みがあるため、未経験でも学べます。我々は業務改革を支援する立場なので、クライアントと接して課題を理解するコミュニケーション能力、提案するコンサルティング能力、そして何らかの業界や分野の専門性、SAPの経験の全てが生かせます。SAPが幅広い業務をカバーする基幹システムであることから、ロジスティクス、製造などどの領域の専門性を生かしながら、SAPプロジェクトに携わることもできます。
得意分野をさらに強化しながら、新しいスキルを身に着けるのにはうってつけの環境です。

上司と自分のやりたいことが一致、入社を決断

それぞれ中途で入社されています。転職のきっかけは。

Kazuyuki

新卒でシステムインテグレーター(SIer)に入社し、15年にわたってSE、コンサルタント、マネージャーの経験を積む中で、シシステムの導入や運用、保守のスキルはかなり身に着きました。ただ、システム導入はクライアントの課題解決の一つの手段であり、業務の課題解決全般に携わりたいと考えるようになりました。

Danxia

私は新卒で日本のコンサルティングファームに入社したのですが、出産を機に母国の中国に帰国しました。ただ、子どもが小学生に入るタイミングで、また日本で働きたいと思いが強くなり、EYSCに入社しました。

KazuyukiさんはEY以外のコンサルティングファームも検討されたと思いますが。

Kazuyuki

他のコンサルティングファーム数社から内定をいただきました。その時、EYはそこまで考えていなかったのですが、転職エージェントに「一度EYのパートナーの方と話をしてみませんか」と声かけがあり、「話ぐらいなら」と会うことにしました。
そのパートナーからは「EYのテクノロジーコンサルティングビジネスは今は小さいけど、これから規模も仕事の幅も広げていく」「製造業のクライアントを獲得していきたい」という話がありました。私は前職でずっと製造業向けの業務を担当しており、話を聞くうちに、自分にとってEYが一番活躍できる場所だと感じました。

Danxia

私も以前日本の別のコンサルティングファームで働いていたときに同じパートナーの方のプロジェクトに参画しており、中国に帰国してからも交流が続いていました。そこでEYの雰囲気などを聞いており、日本で働くならここがいいと自然に思うようになりました。

一つの仕事にさまざまな立場の人々と協力して取り組める

実際に入ってみていかがでしたか。

Kazuyuki

前職が日本企業だったので、まずオフィスに外国人が多いことにグローバル企業らしさを感じました。オフィスはフリーアドレスで、社長が隣に座っていることもあり、誰とでも話しやすいです。会議室もバリエーションに富んでいて、オープンな雰囲気にあふれていますね。

Danxia

私は2020年に入社するはずでしたが、新型コロナウイルスが拡大して来日できず、入社が1年以上ずれ込みました。EYに参画してからも在宅勤務が続きましたが、カウンセラーが仕事や家庭の悩みを聞いてくれ、解決方法を一緒に考えてくれたので心強かったです

Kazuyuki

EYにはプロジェクトとは関係なく、先輩が後輩の公私の相談に乗るカウンセラー制度があります。週に1度、あるいは2週間に1度など頻度は人によりますが、今の状況を共有し、仕事のやり方や今後のキャリアについて相談できる面談をしています。

特にやりがいを感じる点、面白い点は。

Kazuyuki

前職のSIerは、クライアントがシステムの導入を決めており、コンペによってシステム導入のプロジェクトを獲得するのがスタートで仕事に枠組みが決まっていました。対して今は、EYとしてこんなビジネスをやっていきたいというのが起点で、そのためにはどんなクライアントにどんな仕事を取りに行くべきだということから考えていきます。
望んでいた環境ではありましたが、転職した当初は、「どこまで自由にやっていいのか」と迷うこともありました。「EYのビジネスにとって良い結果がでる活動は、自由にやっていい」と感覚をつかんで、一段とやりやすくなりました。
仕事もただ割り当てられるのではなく、自分で手を挙げて理解を得られれば、優先的に回してもらえます。

Danxia

私はEYで一つのプロジェクトしか経験していないですが、社内、外国のサポートチーム、クライアントの現場の担当者、データの担当者などさまざまな方とコミュニケーションを取りながら、一つの課題を解決することにやりがいを感じます。外国人が多いので、英語、中国語を使う機会も多く、自分がどこにいるのか分からなくなることもあります。
EYのグローバルがスピード感を重視しているので、仮説を立ててロジックを考えるスピードをもっと速めていくことが、今の自分のチャレンジです。

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