EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

テクノロジーTechnology

お客様と金融業界の課題を深く理解し、地に足の着いたDXの実現に貢献する

デジタル・プラットフォーム

マネージャー

<経歴>
入社年:2018年2月
前職では日本のメガバンク子会社において主に海外拠点向けのシステム開発・導入に従事。EY入所後は銀行の規制対応の実行支援、保険会社のDX支援などに参画している。
<担当領域>
金融機関向けのITコンサルティング、ソリューション導入支援

1日の流れ

08:30    業務開始

1日の予定・作業確認、受信メッセージの回答など。

09:00    クライアントミーティング

週次でお客様との打ち合わせを持ち、発生している課題の状況、対応方針を協議。

11:00    グローバルメンバーとのミーティング

お客様との課題・調整の状況やグローバル側の作業状況を共有し、今後の進め方を協議。

13:00    お客様先訪問

お客様のオフィスに訪問。時にお客様の環境でないと実施できない作業などもあるため、必要な作業のタイミングを纏めて集中的に実施する。

16:30    一日のチェックポイント

参画メンバーと作業状況、今後の進め方を確認。

17:00    個人作業

お客様向けの資料の作成や課題の整理。

18:30    休憩

友人と会食など。

21:00    作業整理

作業の整理などが残っている場合は切りの良いところまで実施することもある。

主な業務内容

主な業務は導入するソリューションについてお客様からの要件確認や関係部署との調整の実施、また、その要件を今後どのように実現するかの計画立案、実行・推進を担っています。EY グローバルが参画しているエンゲージメントのため、グローバルのメンバーとも検討内容を共有し、協議しながら進めています。

日々のタスクをこなす為に工夫していること

グローバルメンバーが参画しているエンゲージメントではお互いの拠点の時差があるため、相手側の時間にあわせて朝や夜に打ち合わせが入ることもあります。その場合には、日本の日中時間に休憩する時間を取ることで時間を調整しています。

これまでに直面したチャレンジと、そのチャレンジをどのように乗り越えたか

EY グローバルのソリューションを日本の金融機関のお客様に導入するエンゲージメントにおいて、ソリューションが想定する利用環境と実際のお客様の環境とのギャップが課題になったことがあります。当初どちらも同じクラウド環境なのでリスク・ギャップは少ないと見込んでいましたが、調整を進めるうちに実際のお客様のクラウド環境では想定していた以上の差異や制約があることが分かりました。
課題解決に向けて、検討に必要なスキル・要員が不足していたため、EY側の必要要員の追加など体制の立て直しやスケジュールの見直しを行いながら、グローバルからも技術面の調査実施や他社先行事例・知見・情報を提供してもらい、EY全体で役割を分担して課題解決に取り組みました。また、お客様とも課題状況や相互のギャップ認識を深め、話し合いながら現実的な解決策を模索しました。
各メンバーが他責に走ることなくそれぞれの役割ごとのやるべきことを考えて課題解消に向け協力できたのは、他者を尊重し助け合うEYのカルチャーがあったからだと思います。

他部門との協業について

EYグローバルのソリューション(※)を日本の金融機関のお客様向けに導入するエンゲージメントにおいて、グローバルメンバーと協業しながらソリューションを提供しています。
※クラウド技術、コンテナ化技術、ローコード/ノーコードUIの活用などのテクノロジーを活用したもの。
EYグローバルのメンバーからは他社における先行事例やそれらの技術・スキルについての知見・情報を提供してもらい、実際のお客様への説明や提案において活用しています。
また、EYインドの開発拠点と協業してソリューション開発・提供を行っており、お客様の要望をどのようにソリューションに取り込むかを協議・調整して、エンゲージメントを遂行しています。

これからの目標

金融機関の置かれている状況や個々のお客様が抱えている課題をよく踏まえたうえで、地に足の着いたDXの実現に貢献していきたいです。
金融業界では、当局規制や社会基盤としての期待などの社会的要求が高い中で、個々の金融機関が抱える課題も様々にあります。またDXにおける検討課題も多様であるため、DX変革を行うにしても一気に変化を成し遂げられるものではないと考えています。
DX実現に向けての進むべき方向性を策定したうえで、部分的・段階的な改善・変革を重ねていくことが今後重要と考えますが、その積み重ねにおいて実現可能なテクノロジー・スキルの裏付けを持ちつつ、お客様の状況にあわせた変革の支援・ソリューション提案を行っていきたいと思います。

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