EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

ワークライフバランスWork-Life Balance

フレックスタイム制を利用し育児と両立

デジタル・プラットフォーム

シニアコンサルタント

<経歴>
大手リテール企業の海外事業部に所属し、ブランドの新規出店に従事。シンガポール駐在。その後、コンサルティングファームで国内外の小売・サービス業向けの構想策定や業務プロセス分析などに従事。また基幹システム導入プロジェクトのPMOとして複数のグローバル案件に従事。

多様性を尊重した多彩なメンバー構成が、EY入社の決め手に

前職では外資コンサルティングファームで業務構想策定や、グローバル基幹システム導入プロジェクトに従事していました。EYを選んだ理由は2つあります。1つ目はEYのテクノロジーチームが、長期的にチャレンジングな仕事ができる組織だと感じたことです。チャレンジングな仕事ができるコンサルティングファームは他にもあると思いますが、個人的には「長期的に」というのが大きなポイントでした。2つ目はマルチカルチャーなテクノロジーチームのメンバー構成に魅力を感じたからです。私の所属する部署はまさに多様性を尊重するEY文化を体現したような組織で、さまざまなバックグラウンドや国籍を持つメンバーが集まっています。最近はチームがさらに多国籍化しており、より魅力的な組織になってきていると感じています。

フレキシブルな働き方ができた妊娠期と、復職がかなった出産後

妊娠は嬉しい出来事であった一方、仕事の面では周りに迷惑をかけるという後ろめたさがありました。しかし、産休・育休取得の相談をしにいった際の上司の一言目が「おめでとう!」だったことが印象的です。真っ先に祝福の言葉を掛けてくださったことに驚き、嬉しかったのを覚えています。妊娠中は周りが体調に配慮してくれたおかげで、まだ在宅勤務が普及していないビフォーコロナの状況でしたが、在宅勤務で海外メンバーとのテレビ会議をするなど、フレキシブルな働き方ができました。

産休・育休前の引き継ぎでEYの協力し合える風土を実感

産休・育休前は並行していくつかの仕事を担当していたため、複数人に対して引継ぎを実施しましたが、全てスムーズに引き継ぐことができEY社内の協力し合える風土を実感しました。また、産休前は海外のEYメンバーと仕事をする機会が多かったこともあり「英語ではそんな表現方法があるんだ」と感心するほど素敵な言葉で送り出してもらえたことが印象的です。このような経験ができたのも、グローバルファームならではの良さだと思います。復職後は社内のワーキングペアレンツコミュニティであるWindSのリモートランチ会などに参加し、同じ境遇の社員の方々と新しいつながりを持つことができました。いざというときに頼れる人たちがいるという点で、このような社内コミュニティの存在は非常に心強いです。

フレックスタイム制を利用しフルタイム勤務と育児を両立

EYには時短勤務などの制度が整っていますが、私の場合は時短勤務を利用していません。理解のある上司やチームメンバーに恵まれ、この環境であれば時短勤務を利用せずに仕事と育児を両立できると判断しました。実際にフレックスタイム制を利用しながら保育園の送迎時間に合わせて勤務時間を調整し、フルタイムで勤務できています。もともと復職後はフルタイムで勤務したいと考えていたため、フレキシブルな働き方ができる制度が整っていることは、とてもありがたい環境だと感じています。

1日の流れ

06:00    子供と一緒に起床
06:30    朝食
07:00    家族で公園へ

夕方まで会議の予定がある日は、早朝に家族で公園に遊びに行く。お散歩をするだけでも貴重な家族の時間。

08:00    保育園登園
09:00    在宅勤務開始

プロジェクトの朝会に参加。情報共有や一日の予定共有を行うため、仕事のスイッチが入る。

10:00    EYメンバーとミーティング

プロジェクトメンバーとタスクの進捗報告や情報共有などを行う。

11:00    ミーティング資料の準備
12:00    昼食
15:00    クライアントとミーティング

プロジェクトの課題についてリモートで討議。

17:00    保育園のお迎え

勤務終了後、保育園のお迎え。夫と分担し仕事の調整が付く方が迎えに行く。育児では一方に負担が偏らないように意識している。

17:30    公園へ

保育園の帰りは、娘と一緒に公園へ寄り道。在宅勤務になり、今まで通勤に割いていた時間を子供と過ごす時間に充てることができている。

18:00    夕飯・お風呂
19:00    勉強会やチームミーティングに参加

社内で勉強会などが開催される日は、積極的に参加。娘を膝の上に乗せて参加することも。

20:00    寝かしつけ
21:00    再び勤務開始

娘を寝かしつけた後、残りの作業を行う。

23:00    自分の時間

コーヒーを淹れて読書をしたり、夫と一日の出来事についてお喋りしたり、ゆっくり過ごす。

00:00    就寝

忙しい毎日も、今しかできない経験と捉えて

現在は慣れない育児と仕事に手一杯で、ほとんど自分の時間が持てず、一日の終わりにゆっくりコーヒーを飲む数十分が貴重な自分の時間です。育児と仕事で朝から晩までドタバタですが、それも今しか経験できないことだと考えて前向きに楽しんでいます。寝る前に「一日ってこんなに短かかったっけ」と思う日々です。

幅広い選択肢からポジティブに自分のキャリアを考えるなら

今は、「ライフステージが変わっても長く働き続けること」を目標としています。コンサルティング業界に転職したばかりの頃は、この業界で子供を持ちながら働くイメージが抱けませんでした。しかしEY入社後は、幅広い選択肢からポジティブに自分のキャリアを考えられるようになりました。EYの良いところは、職場のリーダー達が先頭に立ってDiversity, Equity & Inclusiveness(DE&I)推進に取り組み、それを社内外に積極的に発信していることです。実際EYには多様な働き方を実現できる環境が整っており、DE&Iをポジティブに捉えているメンバーが非常に多いため、どんな働き方を選択しても会社がサポートしてくれるという安心感があります。今は育児の時間を大切にしていますが、子供が大きくなった後は以前のようにフットワーク軽く海外出張にも出向けるよう、専門知識やスキルを磨きながら準備をしておきたいと考えています。

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