EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

テクノロジーTechnology

テクノロジーの観点からクライアントの成長を実現

テクノロジー・ストラテジー&トランスフォーメーション

シニアマネージャー

<経歴>
入社年:2017年1月
大手製造業のIT部門、監査法人にてITリスクアセスメントの経験を経て現職。製造業を中心に、ITアセスメント、M&AのIT支援、主に、ITの資産価値算定支援、ITセパレーション計画策定、経営統合後のIT統合計画策定支援に従事。
<担当領域>
M&Aの各フェーズにおいて関係するITの全領域

1日の流れ

07:00    リラックス&インプットタイム

今日一日を意欲的に過ごすために、1時間かけてゆっくり入浴します。後半30分は英会話とニュースをインプット、最後に1日の業務の流れをイメージします。

09:30    チームメンバーとのDaily Touch Point

今日の予定と各自のタスクを全員で確認します。特にクライアント会議においては、会議目的とゴールがぶれないようにファシリテーション、役割、投影資料のチェックを重点的に行います。

10:00    クライアントWeb会議

マネジメント向けの進捗報告はプロジェクト上の課題、リスクとその打ち手を中心に報告します。重要課題の対応に際しては、ディスカッションを行いマネジメントと解決策の方向性をあわせます。

13:00    女性リーダーとのオンラインランチ

ランチタイムにカジュアルな会話を通じて、キャリア目標と目標を達成するために今後の取り組みを整理します。この時間を使い、日頃気になっていることも相談します。

14:00    ディスカッションペーパー作成

より良い解決策を導くディスカッションができるように、複数のオプションを提示し、会議時間内に解決の方向性がでることを意識したディスカッションペーパーを作成します。

15:00    クライアントWeb会議

Webでのディスカッションでは、参加者全員が同じ情報をもとに、平等に発言し、多くの意見を吸い上げることができるファシリテーションを心がけます。

17:00    社内スタッフアサインWeb会議

若手コンサルタント育成組織の会議に出席します。単なるリソース管理にとどまらず、個々のメンバーの技量と希望を考慮し、キャリア育成にベストなアサインを決めていきます。

18:00    夕食の支度と家族との食事

趣味の料理で、脳の疲れをリフレッシュさせます。家族と今日の出来事を話しながら和やかな食卓を囲みます。

21:00

翌日の準備をして業務終了 翌日のスケジュールを確認し、重要イベントの新規案件の提案に向けて資料の最終確認とプレゼンのシミュレーションを行い、本日の業務終了となります。

主な業務内容

企業の経営統合、分割に伴って発生する企業価値の算定のフェーズでは、企業がもっているテクノロジー環境、ITシステムの価値算定を行います。その後、経営統合・分割後に企業のビジネスにとって最大限のシナジー効果を出せるようなITセパレーション、統合計画の戦略策定の支援が中心業務となります。

日々のタスクをこなす為に工夫していること

在宅勤務が中心となり、会議もWebが中心です。社内外の複数のプロジェクトに関与していると、会議の時間が多くなりますが、Web会議は移動の必要がないため隙間なく会議設定され、会議の数も増えています。上手にタスク管理するために、以前は、移動中に行っていた会議のファシリテーション、プレゼン、想定質疑応答の確認は、前日の業務終了時に行い、準備不足がないようしています。会議直前の10分前にはゴールイメージを最終確認。会議目的を達成できるスムーズなファシリテーションを行えます。

手法以上に課題解決のためのコミュニケーションを心がけて

M&AのITに関する領域「企業が持っているテクノロジー環境、ITシステム」は、ITインフラ、業務プロセスとアプリケーション、IT組織体制、情報セキュリティと企業のテクノロジー環境すべてが対象になります。したがって、幅広い知識が求められますが、すべてをチームメンバーのみで行うわけではありません。
テクノロジー領域だけとっても、M&Aの各フェーズ、企業の環境を加味して、適切なタイミングでEY内部の他のチームのインフラ・業務アプリ、リスク管理のスペシャリストにプロジェクトに参画していただくことでクライアントとの深い議論を誘導したり、ソリューション検討のオプションを複数提示したりすることで、より効果的な戦略をたてることができます。
ポイントは適切なタイミングで、適切な深度のナレッジをクライアントに提供すること。
そのためには、クライアントの課題や、情報提供の適切なタイミングを見極めるための状況の把握、EYの他のチームのスペシャリストの巻き込み・助言が欠かせません。従って、クライアントのニーズを満たすために一番重要なのは、機転の利いたコミュニケーション力と言えます。

他部門との協業について

提案活動、デリバリー活動のどちらにおいても、全ての案件で他の部門とコラボレーションしています。M&Aの業務は、人事・会計をはじめとする管理系システムやコミュニケーションツールの統合とM&Aのシナジーを発現するための新規システムの構築も対象範囲になるため、ビジネス・会計・財務、税務、人事、そしてITと企業の各機能に対してアドバイザーが必要になり、またアドバイザー間連携が重要になります。One EYとして一連の業務提供を実施することで、各領域のプロフェッショナルが有機的につながり、コラボレーションによる相乗効果をクライアントに提供することができます。

これからの目標

これからのテクノロジーはビジネスの下支えではなく、ビジネスの主役となります。M&Aの成功要因の一つであるシナジーの発揮には、テクノロジーの利活用が必須です。そのため、CIOの責任範囲に限ることなく、関係する他部門と協力し、テクノロジーの観点よりクライアントが求める成長を実現していきたいです。

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