医薬・医療 セクター紹介

社会変革のイマジネーションを持ち、
現場で汗をかくことをいとわない

医薬・医療セクターコンサルティングリーダー パートナー佐野 徹朗

医療のあり方にパラダイムシフトが起きている今、コンサルタントとしてなすべきことは何か。EY Japan Consultingで医薬・医療セクターを率いる佐野徹朗は、次世代ヘルスケアエコシステムのグローバルスタンダードを造り出すことをパーパスに掲げています。その内容とは―。

医薬・医療セクターのトレンドをどう見ていますか?

我々にとって、命と健康は、あらゆることにおいての土台であり、また、最も大切にすべきテーマです。その、我々の命と健康を支える医薬・医療セクターは、現在、かつて経験したことのない「破壊的変化」の真っただ中にあります。

社会的構造が大きくシフトしていく中、ヘルスケア関連コストの増加はとどまることを知らず、業界各社だけでなく医療制度そのものの持続性を脅かしています。政府にとって医療費の削減は至上命題となっており、患者の健康への価値を重視するインセンティブを含む新しいアプローチを求めるようになっています。超高齢化の進行、新興市場の存在感の高まり、疾患傾向の慢性化も、コストプレッシャーに拍車をかけています。

一方で、モバイル、ビッグデータ、アナリティクスなど、リアルタイムで費用効果を追求するデジタル・ヘルスも急速に浸透しており、さまざまなプレイヤーが業界の垣根を越えて新たな競争とコラボレーションを生み出し続けています。

まさに、病気の治療にフォーカスした伝統的なヘルスケアの時代から、患者の健康増進を中心として多様なプレイヤーが活動し、予防やリアルタイムケアをもカバーする、「元気に健康で、充実した生活を過ごしたい」という時代にシフトしているのです。

医薬・医療セクターにとってのBuilding a better working worldについてどうお考えですか?

日本だけでなくグローバル全体の潮流として、医療そのもののあり方にパラダイムシフトが起きている今、我々EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)の医薬・医療セクターは、「次世代ヘルスケアエコシステムのグローバルスタンダードを創り出し、世界をリードする健康先進国へ」をOur Purposeとして掲げ、そのパラダイムシフトを牽引する存在となるべく、以下4つのアンビション実現に向け日々取り組んでいます。

<4つのアンビション>

  • データサイエンス×ライフサイエンスの将来モデル「Life Sciences 4.0」の実現に向けた、クロスセクタープラットフォームを構築する
  • 「個別化医療の社会的実現」「予防の医療経済」を推進し、「健康アウトカム最大化」と「社会的医療コスト最小化」を牽引する
  • ヘルスケアエコシステムにおいて各ステークホルダーが果たすべき役割を明確化し、目指すべき方向へと導く
  • ヘルスケア課題先進国・日本発のモデルで、世界を健康長寿へと導く

我々が自分自身に課したこれらの使命は、簡単に実現できるものでないことは十分承知しています。もちろん理想だけを掲げていてはいけません。

我々の提言・提案は、中長期の価値創造を意識しつつも、短期的かつ実務的にもクライアントのビジネス価値を向上させることが必須です。

理想と現実、長期と短期のバランスを取り、世の中を変えるためのイマジネーションを持ち続けながら、現場で汗をかくことをいとわない。これが、我々 医薬・医療セクターのコンサルタントのあるべき姿だと思っています。

最後に、どんな人にEYSCに来てもらいたいですか?

Our Purposeである「次世代ヘルスケアシステムのグローバルスタンダードを創り出し、世界をリードする健康先進国へ」に心から共感し、その実現のために同じ志を持った仲間と切磋琢磨しながら、コンサルタントとして自身の成長にも貪欲でありたいという方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。

ロジカルシンキング、プロジェクト推進スキルや、医薬医療業界の専門知見、グローバル環境下でのコミュニケーションスキルなど、セクターコンサルタントとして活躍するために必要なスキルはさまざまですが、我々が一番重要視していることは、Our Purposeを自分自身のキャリアビジョンとして捉え、全員が志を一つに持つことです。

同じ志を持った仲間が集まれば、どんな困難にも共に立ち向かえ、お互い支え合いながら、最後には必ず目的を達成できると信じています。