2021.08.24
メッセージ

データ利活用を通じて、医薬品開発を加速する。コンサルタントとして、人々の健康を支えていきます。

シニアコンサルタント 前田

医薬・医療セクターの前田と申します。私は大学院を卒業してから今日まで、環境を変えながらも一貫してコンサルタントとしてのキャリアを歩んできました。新卒で最初に勤めたのは大手コンサルティングファーム。そこでコンサルタントとしての基礎を身につけたあと、当時の先輩に誘われて、小さな新ファームの立ち上げに参画しました。当初のメンバーは私を含めて、たった3人。そこから、コンサルティングとデジタルを軸とした数十人規模のファームへと成長していくフェーズを、身をもって味わえたことは貴重な経験でした。

一方で、業界・ソリューションを限定せずにサービスを提供していたことで私自身がジェネラリストになりすぎていることに一抹の不安があったことも事実です。自分の言葉で語ることのできる専門領域をつくるべきではないか。そんな思いから、もう一度大手コンサルファームへ転職し、そこで出会ったのがライフサイエンスという領域でした。

EYには、昨年8月にジョインしました。現在は、デジタル領域での経験を生かして、データの利活用を通じた製薬企業様のR&D支援に携わっています。医薬品開発の生産性や成功率は年々低下しており、薬事承認までたどり着くことができるようなケースは0.004%とも言われています。また、研究開発に10年以上の期間を要することも珍しくなく、数百億~数千億円規模の費用が必要です。そこで非臨床試験や治験を含む臨床試験データのみならず、ウェアラブルデバイスなどから得られる「リアルワールドデータ」を活用し、研究開発を効率化・高度化する仕組みを構築することが、私たちの役割です。

医薬品開発費用を抑え、期間を短縮できれば、病に苦しむ患者さんにとっても大きなメリットです。そういった形で社会貢献できるところが、ライフサイエンスという領域に携わる魅力の一つではないでしょうか。実際に、私の家族や友人のなかにも、病気で苦しんでいる方が少なからずいます。間接的ではありますが、コンサルタントの仕事を通じて、彼らが健康に暮らせるお手伝いをしていくことが、私なりの「より良い社会の構築を目指して(Building a better working world)」というEYのパーパスの実践だと感じています。

作業する前田の画像

言うまでもなく医薬・医療セクターでのデータの利活用には高い専門性が求められます。それでもどんな案件にも自信を持って臨めるのは、テクノロジーやリスクマネジメントの専門家の皆さんが、いつも力を貸してくれるから。これまでいくつかのファームで働いてきましたが、セクター間、ユニット間での横のつながりはEYが図抜けていますね。コラボレーションのための制度が整っていることはもちろん、チームとしての結束力が強いのは、今、EYが成長フェーズにあることも大きいのでしょう。成長戦略である「プロジェクト・ドラゴン」に基づき、誰もが高いモチベーションで仕事に挑んでいます。

私自身は専門領域をさらに深めていくとともに、マネジメントもしっかりと担える人材へと成長していきたいですね。自分より経験の浅い若手の皆さんの力を底上げするために何ができるのか。医薬・医療セクターのコンサルティングリーダーである佐野さんをはじめ、EYでチームを率いる先輩方をお手本に、自分だけでなくチーム全体の力を最大化できるコンサルタントを目指していきます。あとは、目の前の案件にコツコツと取り組んで、少しでも社会の役に立つ仕事をしていきたい。無闇に大きなビジョンを語るのではなく、自分にできることを誠実に取り組んでいきたい。それが今の私の、コンサルタントとしての紛れもない実感です。