2021.10.12
メッセージ

リスクをオポチュニティへと変えられるコンサルタントに。金融業界の健全な成長を支えていきます。

シニアコンサルタント Zhou

2018年から金融セクターで働いているZhouと申します。以前は大手シンクタンクで、系列メガバンクの金融系システムの開発や、オペレーションの改善提案などに携わっていました。コンサルタントへのキャリアチェンジを志したのは、より高い視座から金融という産業全体に関わっていきたいと考えたからです。銀行だけではなく、証券や保険など、より幅広い領域で経験を積めることにも心を惹かれました。

EYへジョインしてからは、コンサルタントとして主に金融業界のリスクマネジメントの支援を手がけています。中でも注力してきたのが、「バーゼル規制」に関わる業務支援です。バーゼル規制とは、グローバルに活動する金融機関の自己資本比率などを定めた国際統一基準のこと。簡単に言うと、リーマンショックのような世界的な金融危機の再発を防ぐために、金融機関は各国の金融当局に指定された枠組みにおいて正確にリスクを定量計測し、それに見合った自己資本を備えておくべし、といった規制ですね。私たちのミッションは、リスクと自己資本のバランスを正確に見極め、それを経営戦略に適切に反映していくこと。数十年間の歳月で発展してきた規制自体が非常に複雑ですし、金融業務に関する深い知見も求められる仕事です。だからこそ私たちコンサルタントは、常にクライアントの一歩先を行かなくてはならない。経験豊富な先輩方をお手本に、日々自己研鑽しています。

中華圏出身というバックグラウンドを生かし、台湾へ進出する日本の金融機関が現地で守らなければならない法律や規制についての情報収集支援も手がけてきました。マンダリンから日本語への翻訳を担う海外チームとクライアントとをつなぐ橋渡し役として、語学力と金融業務への理解が求められるポジションですが、まさにこの二つのアビリティこそ私の最大の強みです。それを存分に生かせていることに、大きな喜びを感じています。EYでは私以外にも大勢の海外出身者がいますが、彼らもまた同じように多種多様なバックラウンドを業務に生かしています。これもまたダイバーシティ&インクルージョンを推し進めるEYならではの強みだと思いますね。

インタビューを受けるZhouの画像

今後は気候変動などのテーマにも挑んでいきたいと考えています。気候変動は、銀行や保険会社にとっても経営上の大きなリスクです。これまで見過ごされてきた、この新しいカテゴリーのリスクをどのように定量化して捕捉し、経営に反映していくのか。リスクマネジメントを専門とするコンサルタントとして、この最先端の課題にしっかりとコミットしていきたい。気候変動リスクを正しく把握できれば、金融機関はそれを防ぐためのテクノロジーにより積極的に投資できるようになるはずです。「危機」という言葉に「機」という字が含まれているように、リスクは絶好のオポチュニティ(機会)にもなり得ます。リスクを「減らす」だけではなく、リスクをポジティブな変化のきっかけへと昇華していく。そんなコンサルタントとしてより良い社会の構築を目指していきたいですね。