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2025.08.28
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EYSC中途採用:EYSCを動かす人材 新しい時代のコンサルタントたち②

早瀬 慶 EYパルテノン ストラテジー/採用管掌 パートナー

こんにちは。EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)採用担当です。
前回の投稿に続き第2段となる記事をお届けします。
採用管掌パートナー早瀬が語る、EYSCでのキャリアの可能性とは?ぜひ最後までご覧ください。

◆「マイパーパス」を胸に抱く多様な人たちが活躍する場所

人材獲得競争が過熱するコンサルティング市場において、EYSCを志望し、仲間に加わる人たちにはある種の共通したカラーがあるように感じられます。他社に先駆けてEYが実践してきたパーパス経営や、サステナビリティを希求する活動に惹かれる方々からの応募が年々増えていることに、それは顕著に表れているようです。

EYが掲げるパーパス(存在意義)は、「Building a better working world 〜より良い社会の構築を目指して」。社会課題を見据えた行動の根底を支えているのがこの理念であり、そこに共鳴する多くの社員 によって、EYという組織は成り立っています。EYに親和性を感じて応募される方々もまた、そこに共感してくれているのでしょう。社会課題への関心とともに、自分自身の中にも確固たる「マイパーパス」を持つ人が増えてきました。

とは言え、どんなに立派なマイパーパスも、お題目に終わったのでは意味がありません。言葉にするだけでなく、具体的な行動を起こせているかどうかが分かれ目です。「今」を動けない人に「未来」の社会は作れないからです。ささいなことでもいい。学生なら学生、社会人なら社会人として、自分に今できることを実行することが大切です。そうしたパッション、アンビション、行動力といったものが持つ価値に、年齢や職歴等は関係ないと私は思っています。

最近では採用活動にAIを取り入れる動きが進みつつあり、当社でも情報管理やマッチングを補強する支援ツールとして活用しています。ただ、コンサルタントとして本当に大切な情熱や志の温度はデジタルでは測れません。われわれはむしろ、人と人が直接相対して互いの価値を確認し合うことに、より多くの時間をかけるようシフトしています。

一方、面接に訪れる方々から見て、EYの人間はどう映っているか。「優しい人が多いですね」などとよく言われたりしますが、それは人の話に耳を傾け、対等な立場で会話をする態度を指すのだろうと受け止めています。パートナーが共同で経営するEYでは、何事も合議によって意思決定がなされる仕組みが定着していることが、その背景にある理由の一つ。また、社会課題に立ち向かうには個人の力では到底足りず、多くの人を巻き込む連携プレーが必須であることも関係しているでしょう。

相手の考えや価値観を尊重し、互いの話をよく聞いて理解し合うことは、EYで働く人間にとって当然の流儀です。それはまた、EYが重視する多様性の確保にも通じ、「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス)」の方針となって浸透しています。画一的な考え方しかできない人たちに、多種多様な人々によって成り立つ社会を「より良く」することはできないからです。

◆個人の成長と組織の成長を結び付ける 人材育成システム

リスキリングへの関心が高まる中、「どれだけ自分が成長できるか」を重視する応募者が増えています。EYでは、個人の成長と組織の成長はほぼ同義です。個々の成長がチームへの貢献となり、社会への提供価値につながると考えているからです。その意味で、社会課題という未知の領域に挑戦する仕事自体が、成長を促す早道と言えるかもしれません。半面、自分が担当するプロジェクトの業務のみで成長が出来ると考えず、多様な成長環境・機会や他のチームや部署のメンバーとの接点を主体的に求めたり、山ほどある研修プログラムを積極的に活用したりする人が力を伸ばしています。

例えば、勤務しながら社内外のプログラムでMBAを取得する人も数多くいます。私のチームのメンバーもつい最近、週末学習で3年かけて国立大学のMBAを取りました。そういう個人の挑戦を、上司も同僚も応援します。よくあるように、いざ研修を受けようとしても暗黙の圧力で遠慮せざるを得ない、という空気はEYにはありません。

社外での社会貢献的な活動への参加も奨励されています。EY Ripplesと呼ばれるプログラムもその一つで、中高生向けの会計講座やキャリア教育、社会起業家との協働プロジェクトなど、社員が自主的に参加する活動が盛んに動いています。自分が成長するためだけでなく、社会を巻き込む視点が常にあることが、EYらしい特徴です。

社員が組織に溶け込むための、オンボーディングの仕掛けもいろいろあります。マンツーマンのカウンセリングやバディの制度は他ファームにも見られると思いますが、EYの場合、それらに加えて自主運営による豊富な社員コミュニティの存在が、大きな支えとなっている面もあります。

例えば、農業サークルですが、日本の食料自給率の低さに問題意識を持つ社員が、自ら自給自足を体験してみようと始めた活動で、自分たちで農地を借り、野菜の栽培やワイン造りに挑戦しています。EYには農学博士の学位を持って業界を支援する社員や、農業機械メーカーを顧客に持つ社員など、各方面にさまざまな人材がそろっています。農業をキーワードに部門を超えて彼らが集まり、仕事を超えた関係で交流する。そこから新たな絆や価値が生まれ、自分の成長にも、組織の成長にもつながっていく。そのような環境です。

このようにわれわれは、仕事のテーマや働き方を含めて、コンサルティングファームの在り方そのものに新しい境地を見いだしたいと考えている集団です。時代の流れに乗るのではなく、世の中に先んじて次の社会を開いていく。そんな志向に共感し、共に未来を創る気概に満ちた方の参画をお待ちしています。

関連リンク:EYSC中途採用:EYSCを動かす人材 新しい時代のコンサルタントたち①

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