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2026.01.30
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EYSCが育てる人材──「マイパーパス」を胸に世界で咲き誇れ

酒井 康憲 Advisory Consultant Group(ACG)リーダー/Technology, Media and Telecommunications(TMT)パートナー

 
◆EYの在り方を映すパーパス、バリュー、そして人

「なぜ、この会社を選んだのですか?」

EYの採用面接に来てくださる応募者の方、そして晴れてEYのメンバーとなった新人の皆さんにそう尋ねると、大きく2つの理由が挙がる傾向にあります。
「パーパス(存在意義)」への共鳴と、「人」への共感です。

EYはグローバル共通のパーパスとして「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」を掲げ、短絡的な目先の利益にとらわれず、長期的価値(Long-term value)を見据えることを最重視するファームです。クライアントの課題の先に社会の課題を見て、ありたい未来像からのバックキャストで現実のプロジェクトを動かそうとする。そうした姿勢が、志ある若い人たちにフィットしているのでしょう。EYのメンバーにとってこのパーパスは、あらゆる活動の支えとなる軸足であり、行動に迷ったときに道を示してくれる羅針盤であり、また競争力の源泉でもあります。

われわれEYで働く人間も「より良い社会」の一員ですから、メンバー一人ひとりの幸福を実現することもパーパスの一環に位置付けられます。それを体現するための価値基準となっているのが、私たちの「在り方」を定義する3つのバリューです。

すなわち、
「誠実、相互の敬意、協働、インクルーシブな精神の実践」
「人々をリードする活力、情熱、勇気の保持」
「正しいことを実行することによる信頼関係の構築」

いろいろな要素が盛り込まれていますが、簡潔に言えば、互いをリスペクトし、情熱を持ち続け、正しいことを言う。これはEYの経営戦略の一つである「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス)」にも通じています。多様性こそが組織の活力と成長の源であると考える。ですから、どのような考えや背景を持つ人にも等しく活躍の機会が与えられ、また他者の声に耳を傾け、より良い意見を取り入れようとする気風が生まれます。

採用面接などで出会ったわれわれのメンバーに共感を覚え、「優しくてマイルド」な印象を持ってくださる方が増えているとすれば、それはこのようなEYの考え方が組織風土として、また企業文化として根付いていることの証しなのだろうと、感慨深く受け止めているところです。

翻ってクライアントとの関係を考えた時、それは本当にクライアントのためになるのか、社会を良くするのかと常に問い直し、時には喜ばれないこともあえて進言する勇気と誠実さを持つことの大切さを、改めて肝に銘じています。それができる「人」が社内にいるということが、プロフェッショナルとしての専門性に加えて、EYを選んでいただける最たる要因の一つに違いないと思うからです。聞こえのよい言葉を並べるだけでは、長期的な評価を得ることはできません。

◆縦横無尽に広がるキャリアの道、選択の自由

EYの原動力は「人」ですから、メンバーの育成には全力を挙げています。ACGAdvisory Consultant Group)もその仕掛けの一つ。ビジネスコンサルタントとして新卒で入社したメンバーが最初の約3年間を過ごす居場所で、ここで数々の初期的な経験を積みながら、シニアコンサルタントの職位を得て、晴れて正式な所属先へと巣立っていく。いわば、養成所のような役割を果たすタレントプール組織です。

ここで始めの4カ月ほどをかけて、プロフェッショナルとしてのマインドセットをはじめ、ロジカルシンキングやファシリテーションなど一連のコンサルティングスキル、次いで財務・会計、戦略、ITといったテクニカルスキルをひと通り身に付けた上で、「プロジェクトフィールド研修」というOJTを経験しますが、これらは本格的な実務に向けた準備段階すぎません。新人ながらお客様から報酬をいただくチームの一員として、現実のプロジェクトに参画してからが本番です。
それからの約2年半の間に、将来のキャリアへの道筋を探ります。

ACGの初期段階で見分けると、新人たちのキャリアに対する姿勢や視点にはおおむね3つのタイプがあります。
①大学・大学院の専攻を土台に、目指す方向性が明確に決まっている
②目指す方向はまだ定まっておらず、幅広い経験を通じて見極めたい
③方向性はあるものの、十分な裏付けを伴っているわけではない

①のタイプは少数派で、大部分の人が②か③のタイプに属します。そうした状況を踏まえると、業種や領域の異なる複数のプロジェクトに携わる中で、徐々に「目指す方向性」を絞っていくことになる。このプロセスが大切です。目指す方向性があったはずの③の人も、「こんな仕事があったのか」と別の道を選択するケースが少なくありません。自分がまだ知らないキャリアの道は実はたくさんあり、無数の選択肢が広がっている。それに気づくことがACGで過ごす本当の目的であり、総合コンサルティングファームに身を置くことの面白さだと思います。ですから、一人ひとりの希望はもちろん尊重しますが、興味のないこと、向いていないと思うこともまずは経験してみる。ACGは、こうした機会を提供する仕掛けです。

◆「マイパーパス」がEYと自分の未来を創る

キャリアの選択に限りがないことは、ACGを卒業してからも変わりません。EYを含めて大手の総合ファームは通常、特定の専門スキルを持つコンピテンシー部門と、産業別にクライアントを担当するセクター部門に分かれてコンサルティングサービスを提供しています。どちらの役割にも特有の魅力があり、醍醐味(だいごみ)がありますが、長く携わる中で別の視点から仕事に関わり、新たな自分の可能性を開きたいと思うこともあるでしょう。そんな時のキャリアシフトも自分次第。選択の道が閉ざされることはありません。

本来、コンサルタントとしての幅広い技能や役割の全てが、たった1つの居場所の中で網羅されるはずはありません。だからこそ、複数の専門領域、複数の業界をまたぐチーム間のコラボレーションが重要な意味を持ち、重層的なサービスを提供することが可能になります。EYはその連携プレーを最重視することを自任するファームです。多種多様な人々や領域との出会いの中で新しい刺激に触発されながら、自分のキャリアを広げていってほしいと思います。

その際、「どこに所属するか」にとらわれすぎないことが大切です。今あるユニットやチームがそのままの形で10年、20年先まで続くことはめったにありません。時代の流れ、社会の求めに応じてファームの在り方は柔軟に変貌します。組織単位で物事を考えていると、その動きに翻弄(ほんろう)されて自分の居場所や進むべき道を見失わないとも限りません。

では、どうするか。「マイパーパス」を道しるべにすることです。
なぜ自分はコンサルタントでありたいのか。コンサルティングで何をしたいのか。その軸足を定め、迷うことがあればそこに立ち返って自分を見つめ直す。こうしたプロセスを通じてキャリアと向き合うと、未来からのバックキャストで今、自分がなすべきことが見えてきます。そのためなら、遠回りに見える道を選択しても問題ありませんし、活動の場を1つの部署、1つの領域に限る必要もない。ACGという仕掛けのもう1つの大きな狙いは、このマイパーパスを見極めてもらうことにあります。

マイパーパスの実現を目指しながらEYの土壌で育った人たちが、世界のどこかでいろいろな花を咲かせてくれることにより、EYのブランドもまた育っていく。そのようなファームでありたいと私は願っています。

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