Work-Life Balance
多様な働き方の紹介

金融系エンジニアのバックグラウンドを活かして

テクノロジーコンサルティング 金融サービスシニアコンサルタント

<経歴>
2011年、新卒で証券系のシステムエンジニアに。証券会社のシステム開発を要件定義、設計、実装、テスト、リリースまで一連の業務を経験。2018年よりEYでコンサルティングに。直近では財務経理系ミドルウェア構築支援に携わる。

「人」の魅力がEYへの入社を後押し

新卒から国内大手証券会社グループのシステムベンダーにシステムエンジニアとして入社し、要件定義からシステム運用まで経験し、2018年にEYに入社しました。コンサルタントを志望したきっかけは、上流のシステム化を計画するところから参加したいと思ったことです。システムエンジニアは要件定義から参加するのが一般的ですが、その段階ではすでに何を作るかはだいたい決まっていることが多いものです。しかし、「このシステムを作る意味はあるのか」「この部分も一緒にシステム化することで効率が上がるのでは」と思うような場面を何度か経験して、さらに上流を目指したいと思うようになりました。また、コンサルタントは学生時代から面白そうだと思っていた業界でもあり、行くなら30代の今だとも思いました。このため、証券系のシステムエンジニアの経験を活かしたいと考えて、金融系のITコンサルタントを志望しました。EYを選んだ決め手になったのは、採用面接の際の面接官との会話でした。中途採用の場合、基本的には面接官が自分の上司になると思いますが、話し方も柔らかく、いい意味でイメージしていたコンサルタントとは違っていて、この面接官が上司ならいい人が多そうだなと思ったところもあり、この会社で働いてみたいと思いました。ITコンサルタントとして働いているメンバーには私と同じ元システムエンジニアの方も多く、話しやすい環境です。そのあたりも関係しているような気がします。また、入社時研修の際に人事の方が話したEYの人物像の1つが「穏やかな人、論理的なだけでなく人間味のある人」というのも印象的でした。

親身に相談に乗ってもらう機会も多数

コンサルタントは体育会系で厳しいアップオアアウトのイメージでした。しかし入ってみると、親切な方が多く、親身に相談に乗ってもらう機会もあり、心強く感じています。(決して「甘い」というわけではありませんが)。また所属している部署には、元エンジニアの方も多く活躍されているのが、転職前の印象と違った点です。

1日の流れ

09:30    スケジュール確認

メールチェックや一日のスケジュールを確認。

10:00    資料作成

クライアントに依頼されていた資料作成。

12:00    昼食

クライアント先に出社している際にはクライアントと一緒に昼食に。在宅勤務の際には自炊することも。

13:00    メンバーミーティング

プロジェクトメンバーと進捗確認やプレゼン準備のミーティング。

14:00    クライアントミーティング

全体のプロジェクト進捗の確認や、プロジェクトの中で議題に挙がっているものなどを議論する。

15:00    資料レビュー

プロジェクトメンバーが作成した資料のレビュー。

16:00    ミーティング準備

クライアントとのミーティング用資料を最終確認。分かりやすく説明できるように説明の仕方を考えておくことも大切。

17:00    クライアントミーティング

ファシリテーションを行う場合は、時間内に終われるように時間管理も行う。

18:00    メンバーミーティング

翌日のプレゼン用の資料に関して、参加メンバーで最終的な確認。

19:00    業務終了

会議が多い日は、業務終了後リラックスして過ごす。読書や映画鑑賞を。

日程調整をしっかり行えば、プライベートも充実させられる

繁忙期やプロジェクトにもよりますが、基本的には休暇なども取りやすいと思います。シニアコンサルタントまではクライアント先に常駐することが多いので、大事なミーティングがある、納期が近付いている、などでなければ、他のメンバーに引継いだり、日程調整を行ったりすれば、問題なく休暇は取れますし、ある程度自由にスケジュールは組むことができます。

デジタル化が加速し、今後もITコンサルタント需要は伸びていく

本などで「コンサルタントってどんな仕事だろう」と探していると、体育会系でアップオアアウトで厳しい世界だという印象を受けてしまうかもしれません。確かに成果が大切な世界なので厳しい面もありますが、頑張れば評価してもらえますし、周りもどんどん助けてくれます。また、手を挙げればチャレンジできる環境なので、とてもやりがいがある仕事です。今後は世の中のデジタル化がさらに進み、IT系のコンサルタント需要はさらに伸びてくると思います。少しでも興味をお持ちなら、一度面接官と話をしてみて「自分も働けそう」という雰囲気を感じていただければと思います。

「クライアントと一緒に汗をかくコンサルタント」が目標

現在担当しているのは、財務経理系のミドルウェアをスクラッチで開発するというプロジェクトで、要件定義から運用までITコンサルタントとして参加しています。クライアントと一緒にさまざまな試行錯誤をしながらシステム構築をするというところに面白さを感じているので、「クライアントと一緒に汗をかくコンサルタント」が目標です。今はシステム開発のプロジェクトがメインになっていますが、今後は業務の見直しからシステム化へどう持っていくかといったIT戦略の領域にも自分の領域を広げていきたいです。